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久木 (逗子市) : ウィキペディア日本語版
久木 (逗子市)

久木(ひさぎ)は、神奈川県逗子市町名。面積は2.42平方キロメートルで、逗子市全域17.28平方キロメートルの約14%にあたる。人口は2014年10月1日現在で3,905世帯、9,950人で、逗子市内では桜山に次いで人口が多い〔「統計ずし2014年(平成26年)版」逗子市、2014年 〕。町名は久木1丁目から久木9丁目まであるが、その他に、町域のおよそ3分の1がいわゆる池子弾薬庫跡地(池子住宅地区及び海軍補助施設)に含まれており、在日米軍管理下にあって、大字久木として丁目が振られていない。郵便番号は249-0001。
== 地理 ==
逗子市北西の内陸部に位置する。西側から東側までは、時計回りに逗子市池子山の根逗子新宿小坪に接し、北は鎌倉市大町および浄明寺に接している。
もともとの集落は、現在の逗子市北西部の山に大きく2方向に切れ込む谷戸が中心だったが、昭和30年代、鎌倉市浄明寺と接する山上が「鎌倉逗子ハイランド」として大規模に宅地開発された(現在の久木8丁目および鎌倉市浄明寺6丁目)。
町域の西端近くをほぼ南北に、神奈川県道311号鎌倉葉山線(旧国道134号線)と東日本旅客鉄道(JR東日本)の横須賀線が通る。久木町域内の神奈川県道311号鎌倉葉山線は、もともと海軍横須賀軍港のために引かれた横須賀水道半原系統の上に作られたいわゆる「水道路(すいどうみち)」であり、数カ所に海軍水道の敷地の境界を示す海軍標石が残る。横須賀線を挟んで東側には、この水道路開通以前からの旧道(かつての浦賀道、現神奈川県道205号金沢逗子線)が通る。
また、新興住宅地であるハイランドを越える道は、その先で鎌倉と横浜を結ぶ神奈川県道204号金沢鎌倉線(通称、金沢街道)に連絡する。朝比奈峠を越えて横浜横須賀道路朝比奈ICにも接続するため、それなりに交通量も多い。
町域南側を北東方向に切れ上がる谷戸には、田越川の支流である久木川が流れるが、その大部分は現在は暗渠化されている。
町域西寄りの山腹には、 養老5年(721年)に創建されたという古刹で、坂東三十三箇所札所にも数えられる岩殿寺がある。同じく坂東三十三箇所札所である、鎌倉市二階堂杉本寺からは巡礼古道と呼ばれる山道がつながっていたが、鎌倉逗子ハイランドの造成により分断され、現在では一部しか残っていない。また岩殿寺の北側には、かつて松葉ヶ谷で焼き討ちにあった日蓮が難を逃れた跡地に建立されたという法性寺がある。南側の谷戸の中ほどには、旧久木村の鎮守であった久木神社と、室町時代の建立とされる妙光寺がある。
このほか、町域内に逗子市立の久木小学校久木中学校、私立の聖和学院(幼稚園、中学校、高等学校)がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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